画像フィルタリング
入力画像を平均値/中央値/最小値/最大値フィルタでフィルタリングできます。
※ jpg, png, webp に対応. 2MB まで. 画像幅は 1000px 以下を推奨.
フィルタ前
フィルタ後
使い方
入力画像をフィルタに応じて変換することができるツールです。
フィルタには、平均値、中央値(メディアン)、最大値(膨張)、最小値(収縮)の 4 つを用意しています。
また、フィルタ適用後の画像をダウンロードすることができます。
画像の端は、0 パディングを適用して変換しています。
フィルタについて
画像処理におけるフィルタとは、画像処理検査において、撮像した画像内に含まれる雑音を除去したり、特徴を抽出したりすることで、欠陥検出をより円滑に行うための基本処理を指します。
平均値フィルタ(平滑化フィルタ)
N x N
の中心画素の濃度を、中心を含む N x N
個の平均濃度に置き換える処理です。
画像をぼかしてノイズ成分の影響を減らす効果があります。
中央値フィルタ(メディアンフィルタ)
N x N
の中心画素の濃度を、中心を含む N x N
個の中で、濃度順で 5 番目の濃度に置き換える処理です。
平均化フィルタより画像をぼかさずにノイズ成分を除去する効果があります。
最大値フィルタ(膨張フィルタ)
N x N
の中心画素の濃度を、中心を含む N x N
個の画素の中で、最大濃度(一番明るい値)に置き換える処理です。
黒いノイズ成分を除去する効果があります。
最小値フィルタ(収縮フィルタ)
N x N
の中心画素の濃度を、中心を含む N x N
個の画素の最小濃度(一番暗い値)に置き換える処理です。
黒い画素を強調し、黒点などの傷検査を安定させる効果があります。